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会社概要
代表ご挨拶
幼い頃の私の記憶には、仕事をする父の姿がいつもありました。
毎日往復100キロを越える距離を通勤し、繁忙期には休みも関係なく家で一日中ワープロを叩く父。
家では仕事の話をしない父でしたが、仕事仲間が来れば必ず「おめえのお父ちゃんは仕事でぎるすげえ人なんだど」と教えられ、気恥ずかしいながらも誇らしかったことを今でも思い出します。
しかしながら、私自身は大学卒業を迎える時期になっても、「働くこと」の意義や目的を見出せず、就職活動すらできずにいました。
そのまま卒業を迎え、アルバイトを始めました。
フリーター時代の1年半で身をもって体感したことは、自分を含めた非正規労働者の勤労観の未熟さでした。
正規社員としての就業経験を持たない労働者には、教育を受ける場や機会はほとんどありません。
働くことの意味や仕事のつながり、自分自身に寄せられている役割期待などの理解ができないまま、単に自分の時間を時給で切り売りしているというのが実態でしょう。
更に言うと、正規社員に向けた社員教育のほとんどは技能的・知識的なものであり、勤労観などはそもそもひとつの職場に長く就業のしていく中で「先輩の背中を見て」でしか醸成されえないものでした。つまり、終身雇用制度が崩壊し、労働者の勤務スパンが短くなっている現在の労働環境においては、勤労観はますます醸成されにくいものとなっていると言えるでしょう。現に、私がアルバイトとして働いていた職場の上司である正規社員がする話も、「仕事のやりがい」「働くことについて」といったものではなく、私たちと同じように労働条件の良し悪しや会社の愚痴、仕事の不満などでしかありませんでした。
当時の私にとって、勤労はただ空しく、意味のないものに思えてなりませんでした。
そこで思い出したのは、記憶の中にある父の働く姿です。勤労が本当に意味のないものであるなら、父はどうしてあれほど一生懸命に仕事に打ち込んでいたのでしょうか。輝いて見えた父と、そのときの私とは何が違ったのでしょうか。
私は、「とにかく一生懸命仕事をしてみよう。今までのような環境ではなく、もっと緊張感のある環境に身を置いてみよう」とようやく就職を決意し、ある人材派遣会社に入社しました。
夢と希望で胸を膨らませて・・・というよりは、とにかく自分を変えるきっかけを求めて、気持ちはとても焦っていました。
私は「これが自分のやりたかった仕事だ」と思って入社したわけではありませんでしたし、実際毎日の作業それ自体にやりがいや面白さを見出すことは出来ませんでした。
毎日叱られて失敗してつまづいて、何度も「もう辞めたい」と思いました。しかし、そのたびに先輩は「とにかく辞めずに、継続してみなさい。継続する理由はわからなくていい。とにかくやってみなさい」と諭してくれました。
仕事をやり続けようとすると、自分ひとりではどうしても先に進めなくなるときがきます。
そのときに力を貸してくれるのは、職場仲間や先輩、上司です。そうした実体験を繰り返しているうちに、私はだんだん職場の人たちが好きになっていきました。そして、職場の人が好きになると、職場そのものが好きになり、「やらなければならない仕事」が「やりたい仕事」に変わっていきました。
やがて
苦痛や退屈ばかりの『作業』の連続が、自分のやりがい、『天職』に変わっていったのです。
私は現在、個と個とをつなぐ、個と公をつなぐ、プラットフォームづくりを株式会社天職市場を通して実現させようとしています。
社名の「天職」に込めた願い。
勤労者にとっては、
- 個人が健全に「個」を発露できる場
- 個人が自分の「生きる」を実現し、「公」に向けて発信ができる場
- 「公」とのつなぎを自分始点でつむぎ出せる場
企業にとっては、
- 企業が社会的使命の運営主体として、自社を表現できる場
- 既存の指標値では表せない、経営者の思いや信念を発信できる場
- 企業と企業が相互にコミュニケイトし、地域ネットワークをつむいでいける場
私は、そういった「天職」の集合体としてのマーケットを展開し、そのことを通して地域全体の活性化に貢献したいと願っております。
企業、労働者、公的機関、各種団体・・・
地域コミュニティ形成に関わるあらゆる皆様のお力をいただきながら邁進していく所存でございます。
今後ともお力添えを賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
2011年4月11日 相良 清香
このたび東日本大震災により被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
私も福島人として、いち早い復興をめざし、尽力してまいります。
代表来歴
| 1980年 | 福島県相馬郡飯館村生まれ |
|---|---|
| 2003年 | 東北大学文学部 卒業 アパレルショップ、居酒屋、パチンコ店等にてアルバイト生活を送る。 |
| 2004年 | 人材派遣・人材サービス会社 入社 派遣コーディネータとして企業開拓営業、派遣スタッフフォロー等の業務に携わる。 |
| 2005年 | 同社人事部門に異動 社員教育・評価、社員採用、労務管理部門を歴任。 主に新入社員の教育・評価プログラムの構築・運用に携わった後、部門責任者として社員採用、社員入退社、その他人事制度全般の構築・整備・運用に携わる。 |
| 2010年 | 株式会社天職市場 入社 サイト利用企業の開拓営業、求職者に対するマッチング支援活動に従事。 企業向けの各地域商工会議所・公的機関主催のセミナー講師、求職者向けの研修講師を担当。 主な企業セミナーテーマは、 「非正規労働者の資質向上と企業の生産性向上」 「成功する採用設計図の描き方」 「新しい『地域循環型』雇用のあり方」 求職者研修テーマは、 「プロフェッショナルに必要な2つの考え方 ~漁師と釣り人との違い」 「会社に必要とされる『コア人材』になるための5つの行動」 |
| 2011年 | 株式会社天職市場 代表取締役 就任 |



